認知行動療法カウンセリングはカウンセラーがクライエントの気持ちを受容し共感的に話を聴くという側面は傾聴と変わりませんが、より実践的な対応としてクライエントの認知・感情・行動をカウンセラーが丁寧に引き出し、悪循環を見つけ、様々な手法を用いて一緒に問題解決の出口を探していくという側面も兼ね備えています。
イギリスやアメリカでは認知行動療法の有効性が実証されてうつ病や不安症治療の第1選択になっており、近年日本でも積極的に用いられるようになってきました。日本はスタンダードな認知行動療法の定着・普及がいま始まったところです。2010年には認知行動療法の医療保険適用が実現し、全国への広がりがより一層期待されています。皆さんも傾聴から始まるカウンセリングのその先へ進む際の技法の1つとしてこの機会に是非認知行動療法カウンセリングを学んでみませんか。
ハートケアサポーター養成コースを修了された皆さんが傾聴から始まるカウンセリングのその先へ進む際の技法のひとつとして認知行動療法的アプローチの学びをお勧め致します。
【技能レベルと活躍の場】自分自身のセルフカウンセリング、身近な人やいつも不安を抱えている方に対してのカウンセリング
【カウンセリング対応可能範囲】不安症、対人関係修復、家族関係修復など。
コマ数 90分×12コマ
受講期間 6ヶ月間(月2コマ)
178,200円(テキスト・修了認定証込)
全講義出席者には修了認定書を発行致します。
認知療法は、精神保健、医療、福祉に携わる専門職の方はもちろん、ご家族友人、職場の上司や同僚など悩んでいる人のサポートをする時に役立ちます。
また、セルフカウンセリングといって、ストレスを感じたときに自分で自分の気持ちを軽くしたり、行動をコントロールしたりするのにも役立ちます。
この講座では、初めて学ばれる方向けに認知行動療法(認知療法・行動療法)の基礎知識と理解について学びます。
コマ数 1コマ
受講期間 180分
24,200円(税込・テキスト込)